『電子マネーサービス』
使用経験・利用頻度は?​

  • 全般
  • 生活
  • 経済
2021.12.17
『電子マネーサービス』使用経験・利用頻度は?

(前回の記事)
近年、キャッシュレス化が進み、様々な電子マネーサービスが普及しました。
スマホで簡単に決済ができることから、利用している人も多いのではないでしょうか?
今回は、電子マネーの利用状況や、利用する頻度について調査しました。

最も利用されている電子マネーは『PayPay』

電子マネーには、交通系やQRコードなどがありますが、みなさんは、どの決済を利用しているのでしょう?
電子マネーの利用状況について聞いてみたところ、「1カ月以内に利用した」で最も多いのは『PayPay』(34.3%)、次いで『交通系電子マネー』(24.2%)、『WAON』(17.3%)という結果になりました。
『PayPay』は、使える店舗が多いことやポイントの還元率の高さが利用最多の理由になっているのではないでしょうか。

電子マネーの利用状況

オノフ調べ

『交通系電子マネー』は利用頻度が高い

では、普段からよく利用する電子マネーはどれでしょう?
各電子マネーを1カ月に1回以上利用した人に、利用頻度の高い電子マネーについて聞いてみたところ、「1日に1回程度以上」で最も多いのは、『交通系電子マネー』(15.9%)、次いで 『QUICPay』(15.0%)、『PayPay』(14.5%)となりました。
『交通系電子マネー』『QUICPay』はかざすだけで決済できる処理の速さがメリット。
ポイント獲得よりも、スピーディーな決済を求める人たちに利用されている傾向が見られるため、ポイント獲得以外のシーンでの利用が多く、利用頻度が高くなるのかもしれません。

電子マネーの利用頻度

オノフ調べ

前述の、「直近1カ月の電子マネーの利用状況」「電子マネーの利用頻度」から、利用構造実態を以下のようにまとめました。
全体のうち、1日に1回程度以上(1週間で7回以上)利用している電子マネーがあるユーザーは13.0%となり、この範囲をロイヤルユーザー層と定義します。

美容室の情報入手経路

オノフ調べ

「1カ月以内に利用した」で最も多い電子マネーは『PayPay』、「1日に1回程度以上」では『交通系電子マネー』の利用が多いことがわかりました。
電子マネーサービスにおける『ロイヤルユーザー層』に焦点を当て、深堀してみたいと思います。

  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【対象者】全国 20歳~69歳男女
  • 【調査期間】2021年10月28日~10月29日

転載・引用について

当社ウェブサイトで提供している記事・レポートなど、これらすべての著作権は、当社に帰属します。
本記事および本レポートの内容を転載や引用する際には、著作者および出所を明示してご利用ください。また、引用された著作物と引用して利用する先の著作物とが明瞭に区別でき、その主従関係が明らかになっているなどの条件を満たす必要がありますのでご注意ください。
これらは著作権法によって権利が守られていますので、当社ウェブサイト上の画像・文章などの要約を掲載、またはそれらを元にして改変を加えて掲載することは禁じられています。

記事のデータ利用をご希望の方はこちらからお気軽にお問合せください。
また調査レポートに関しては以下のフォームよりダウンロードください。

お気軽にお問い合わせください!