流行り言葉で終わらせない「マーケティング4.0」について

目次

マーケティング4.0とは?

こんにちは。突然ですが、「マーケティング4.0」を知っていますか?言葉は聞いたことあるけど、ちゃんと説明できないって人も少なくはないかと思います。

本日は「マーケティング1.0」から「マーケティング4.0」までを振り返る形でご紹介することで、なぜ今、我々の取り組んでいるCX(顧客体験価値)設計が必要なのかをご紹介できればと思います。

ちなみにこの「マーケティング1.0」から「マーケティング4.0」はアメリカの経営学者であるフィリップ・コトラーが提唱した理論になります。

マーケティング1.0

マーケティング1.0

それではコトラーが提唱したマーケティング理論で最も古い「マーケティング1.0」についてご紹介します。1970年代までのマーケティング手法で、「製品中心のマーケティング」になります。当時は供給よりも需要が大きいため、製品やサービスを作る側が主導となって、商品開発を行いました。不特定多数の消費者に対して、商品の特徴やベネフィットを訴え、マーケティングを行うことに焦点が当てられていました。

皆さんも聞いたことのある「4P分析」もこの当時の考え方になります。

ちなみに4P分析とはProduct(プロダクト:製品)・Price(プライス:価格)・Place(プレイス:流通)・Promotion(プロモーション:販売促進)をそれぞれ押さえていくことが望ましい考え方になります。

この当時はテレビなどのマス広告でガンガン宣伝すれば、商品が売れていた時代になります。

マーケティング2.0

「マーケティング1.0」から時代も移り変わり、1970〜1980年代のマーケティング手法になります。以前は売り手中心だったものが、今度は買い手中心になります。技術発展により、製品を安く作れるようになりました。その為、価格競争の激化や似たような商品がどんどん出回るようになり、差別化も難しくなりました。その為、買い手側が購入する商品を選択するようになりました。このことから「作れば売れる時代」は終焉を迎えました。

この頃からでしょうか。ユーザーニーズを捉えているか。ニーズの多様性が着目されるようになりました。利用ユーザーを想定した「ペルソナ戦略」「STP分析」という言葉が生まれたのもこの頃になります。

ちなみにSTP分析とは・Segmentation(セグメンテーション)「市場の区分」・Targeting(ターゲティング)「ターゲット顧客の選定」・Positioning(ポジショニング)「競合他社との差別化を考え自社の立ち位置を明確にする」を分析する手法になります。

私自身はこの考え方が時代的なのか最もしっくりきます(笑)

マーケティング3.0

ニーズの多様化もあり、差別化も益々難しくなりました。1990~2000年代に広がり始めた「価値」に重きを置き始めたマーケティング手法になります。

ではここでいう価値とはなんでしょうか。「環境に良い」「社会貢献できている」このような企業の社会的責任を前面に出し、アプローチするマーケティング手法になります。

マーケティング2.0ではニーズの多様化について差別化を図り売るためのマーケティング手法でした。マーケティング3.0では企業・ブランドが社会的責任を果たしているのか。CSRについても注目されるようになりました。例えば「このノートは再生紙を利用しています」とか「CO2の排出量を削減して生産しています」「この商品を購入すると発展途上国に募金されます」のような、商品を購入することで社会貢献に繋がっていく。企業が消費者にどう見られているかを意識したマーケティング手法になります。

マーケティング4.0

では本題のマーケティング4.0です。2010年代から広がったマーケティング手法であり、スマートフォン時代となり、SNSやブログなどにも大きく影響を受けた内容になります。

ではマーケティング4.0とは何を重要視するのか。自己実現のためのマーケティング手法になります。

マズローの欲求5段階説での最上位にもある自己実現の欲求に着目されたものになります。

この商品・サービスを通じて、社会貢献だけでなく、「自己実現」のような精神的価値が満たされているかどうかが着目されるようになりました。

SNSの普及もあり、「リア充」「インスタ映え」という言葉も流行りました。その商品・サービスを利用していることで、心が満たされているか。このようなことも影響を受けているかと思います。また「5A」「5A理論」という理論も提唱されるようになりました。認知(Aware)、訴求(Appeal)、調査(Ask)、行動(Act)、推奨(Advocate)といった購入に至り、その後の反響まで含めた考え方になります。

マーケティング4.0時代こそCX設計が必要

マーケティング4.0では自己実現のような精神的価値が満たされることが重要になりました。では精神的価値を満たすにはどうするか。ユーザーに商品やブランドを好きになってもらうことです。今は商品を買って終わりという時代ではなくなりました。SNSの普及もあり、例えばレストラン料理がの宣材写真と実際に出てきたもので違いすぎたら、InstagramやTwitterで取り上げられ、逆に企業自体の首を絞めてしまう可能性も出てきました。逆を言うなら、ユーザーの期待を超えたサービスがあればSNSを通じて広がっていく可能性も出てきます。

商品・サービスを2回目3回目と続けてもらうにはファンになってもらう必要があります。そのためには、ユーザーの「心の満足」に着目しCX「顧客体験価値」の設計をしていく必要があります。

オノフではNPS®(ネットプロモータースコア)という顧客体験価値を可視化して診断する調査サービスもあります。また顧客の体験価値を高めていくためのCRMを可能とするリピータンというサービスも行っております。どういった内容かなと思っていただきましたら資料ダウンロード、もしくはお気軽にお問い合わせくださいね。

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