フードデリバリーサービスにおけるロイヤルカスタマーの実態
こんにちは。デジタルマーケティングカンパニー・オノフのミチシタです。
コロナ禍によって急速に普及して、よく利用する人によっては生活に定着したともいえるフードデリバリーサービスですが、コロナをきっかけに利用を始めた人も多いのではないでしょうか?
出前館、Uber Eatsの他、menu、woltなど様々なデリバリーサービスやマクドナルドもデリバリーサービスを始めています。
今回は、オノフの自主調査で聴取した「利用経験のあるフードデリバリーサービスやその頻度」についてを調査結果をご紹介します。
20代と30代で大きく異なるロイヤル層の利用頻度
まずはフードデリバリーを利用する頻度です。
平日・休日ともに「数か月~1年に1回」が最も多い結果となりましたが、アンケート集計結果では「ロー層」となります。
これはたまに人が集まった時や家族の食事の準備で手間を軽減したい場合にピザを頼んだりといった、大勢での食事をする際に頼む人や特別感を演出したい人が頼む、そんな感じの頻度ではないでしょうか。
平日と休日を比較してみると、休日に利用頻度が高くなる傾向にあるようです。
属性別で見てみると、20代男性は平日・休日、30代男性は休日でロイヤル層となり、利用頻度が高い人が多くなっています。
利用頻度の低いロー層は、40代以上で高い割合になりました。
一昔前は、出前といえばピザ、蕎麦屋、寿司やラーメンなどの中華料理が主流でした。
注文手段も電話がメイン。それが今はアプリでお店・商品を選んで支払いまで済ませられる上、人気レストランやスタバのコーヒーまで色々な店舗・ジャンルの料理を宅配してもらえます。
デジタルクーポンや特典も受け取れるので、まさに出前のDX化(デジタル・トランスフォーメーション)と言えるでしょう。
更に配達員も募集し、マウンテンバイクで軽快に届ける。配達員側はちょっとしたお小遣い稼ぎとして気軽に始めることができるというスキームも新しかったと思います。
続いては各デリバリーサービスの利用率です。
利用率のトップは「出前館」(でまえかん)、しかしロイヤル層に人気は「Uber Eats」(ウーバーイーツ)
1年以内に利用したことがあるフードデリバリーサービスを聞いてみたところ、
「出前館」 14.3%
「Uber Eats」 12.5%
「ドミノピザ」 11.0%
という結果になりました。
属性別では、「Uber Eats」は男女ともに20代で高い傾向があり、また、ロイヤル層においても、平日・休日ともに「Uber Eats」が高い結果となっています。
やはり、CMなどで認知度の高い「出前館」「Uber Eats」がロイヤル層においても高い結果になっています。
彼らは何で知って利用を始めたのか?
次は、認知して利用し始めたきっかけについての調査結果です。
利用し始めたきっかけは「テレビCM」
フードデリバリーサービスを利用し始めたきっかけは「テレビCM」が28.1%と最も多い結果となりました。
属性別に見てみると、「折込チラシ」「ネット広告(PC)」は60代の男女、「Twitter」は20代男性、「Instagram」は20代女性でそれぞれ高い結果となっています。
60代の男女はスマートフォンに比べて、割と顕著にPCの数字が高い結果が出ています。
折込チラシが高いのも納得で、アナログな手法もターゲットに合わせて投下するのが効果的なんですね。
ロイヤル層はどんな人なのか、誰と食べているか、フードデリバリーの利用時の気持ちなど引き続きご紹介していき、ロイヤル層の実態に迫ります。
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