『フードデリバリー』ロイヤル層は誰と食べている?
前回はフードデリバリーサービスについて、ロイヤル層が使っているサービスや利用率について書きました。
フードデリバリーを利用する頻度は「数か月~1年に1回」、そして利用経験があるフードデリバリーサービスのトップは「出前館(でまえかん)」、利用したきっかけは「テレビCⅯ」が多いということが分かりました。
確かに出前館だけでなく、「Uber Eats(ウーバーイーツ)」も度々テレビCMを観ますよね。
今回はフードデリバリーサービスにおける「利用頻度が高い人」であるロイヤル層は注文した商品を誰と食べているのか。また、フードデリバリーを利用している理由はどのような理由なのかご紹介します。
フードデリバリーロイヤル層は独身者が多い?
ロイヤル層はフードデリバリーサービスを使って、誰と食べているのか?
調査結果によると、フードデリバリーサービスで購入した商品を一緒に食べる人は、全体では「配偶者」が最も多く、次に「ひとり」が続きます。
利用頻度が高いロイヤル層を全体と比較すると、平日・休日ともに「ひとり」が多く、「配偶者」「子供」は少ないようです。
ピザなどは複数人で食べそうなイメージですが、料理・店舗に縛られないフードデリバリーサービスについては個人やパートナーとのふたりといった少人数での利用が多い傾向のようです。
ロイヤル層に上がっていくほどにおひとり様の数が多くなるのは興味深いですね。
「注文すること」自体が楽しい!?フードデリバリーサービスが与える体験価値
フードデリバリーサービスの利用理由を紐解いていきましょう。
ロイヤル層(利用頻度が高い人)は平日・休日の両方とも「注文することが楽しいから」が5割台と非常に高くなっています。その他は、「たくさんの種類を頼んでみたいから」と「友人、知人にも共有したいから」についても比較的高い傾向になっています。
「注文することが楽しいから」はアプリからたくさんの中から店を選び、さらに料理のメニューを選ぶ、一連の行動が楽しいのではないでしょうか。
フードデリバリーに対応している店舗数も多いため、「たくさんの種類を頼んでみたい」というニーズも生まれています。
「友人、知人にも共有したいから」から見えるのは、注文して料理が届いて、それをSNSなどで共有するという行動までがフードデリバリーサービスで得られる体験価値であると言えるでしょう。
コロナ禍で急速に広まったフードデリバリーサービスはロイヤル層に限らず、利用者に新しい体験を与え、生活を変えました。
それでは、フードデリバリーサービスにおけるロイヤル層の生活意識・ライフスタイルはどのようなものか、次回さらに掘り下げていきましょう。
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