フェムテック分野に求められてるのはコミュニティ!?

皆さんこんにちは。ライターの磯目です。
今回のテーマはフェムテック×コミュニティです。
そもそもフェムテックという言葉は「Female(=女性)」と「Technology(=テクノロジー)」の2つからできた造語で、女性特有の健康問題をテクノロジーの力で解決することを表す言葉です。

近年、このフェムテックに取り組む企業が増えており、2025年までには世界市場の規模が5兆円に迫る見通しともいわれています。
そんな中、今回は女性が抱える健康問題に対してもっと身近な視点から考えてみました。

目次

フェムテック分野に求められてるのはコミュニティ

女性が抱える健康問題を解決するコミュニティ構築の可能性

そもそもフェムテックという言葉が生まれるほど女性は様々な悩みを抱えています。
月経、妊娠・出産、育児、更年期、婦人科系疾患など悩みは様々です。
そんな悩みを誰かに共有することが出来たら幸せだし、実際に悩みの解消に繋がり、更に女性のヘルスリテラシーに対する理解も促進されるのではと考えました。

普段の生活や、仕事、お金の悩みなど相談・共有し合えるコミュニティはありますし、今ではオンライン場でもいくつも存在しています。
ただ、現在はフェムテックに関心がある企業同士で情報を共有しあえるコミュニティは存在しますが、当事者であるユーザーが共有できる場が有りません。
そういった環境構築が実際にできるのか、そもそも悩みを持った女性はどう感じているのかという視点から考えてみました。

悩みはあるけど共有できない女性がほとんど?

表題の仮設を検証するためにオノフ独自で調査を行いました。
その中でも今回は、スキンケアに関すること、更年期症状に関することをピックアップしてご紹介します。
全国の20~60代以上の女性3,000人に聞いた結果となります。

スキンケアについて。そもそも人に相談するなど話をしてみたいという気持ちがあるのかどうかでいうとアンケート回答者の54%は、誰にも話したくないといっています。

誰かに話したい人と答えた人のうち、実際相談したことのある人は85.5%となり、誰にも話したくない人の実態は、相談したことは11%と低い結果になっています。

では相談したい人はだれに言うのか。スキンケアについて話を聞きたい相手としては、20代では母親やSNSが他年代よりも多く、30代以上では、化粧品の美容部員が相談したい相手として多くなっています。

これはデパコスを買う年齢層の中心が30代以上となり、今はコロナ禍でもともとそんなに定期的に通う場所でもなかった化粧品カウンターに、さらに行きづらい状況の中で、各化粧品メーカーさんは、オンライン相談などLINEを使った有人対応サービスが出てきています。

若年層が美容部員に聞く割合が低いのは、美容部員は、百貨店に入っている化粧品カウンターの美容部員をさしていることが多く、価格的に購入者の中心が30代前後からとなるため、20代全般でみると、低めに出ているのだと思われます。

更年期症状については、どうでしょうか。先程のスキンケアよりも更に話したくない比率が高い結果となりました。
対象の方1800人のうち、62%が話したくないと回答しています。
真ん中のグラフを見てみると、誰かに話したい人の内訳をみると回答者の32%が話したいけど、実際相談したことはないということになります。
相談したいけど相手がいない、そもそも相談しづらい。といった仮説が浮かんできます。

では、そもそも困ったらどうしているのか。
生活に支障が出るレベルだと、医者にかかるケースになるかと思います。今は更年期外来や、女性専用の外来もあります。身の周りでもよく聞きますが、不定愁訴的なものや、不眠、涙が出ることが、疲れが原因などと解釈して更年期の症状の一環と気づかないケースもあります。あと更年期って認めたくない。だから相談もしたくないというインサイトも想定されます。

以上の結果から実際他人に言いやすい、相談しやすい状況になっているかというと、そうでもないということが分かりました。
コロナ禍で、オンライン診療や一般のオンライン相談サービスが増えてきているとはいえ信頼性も含めて、発展途上の領域ではあると思います。

相談し合える環境づくりの必要性

結論として今回の調査データからはユーザー同士が相談できる場が求められているかどうかの答えは出ませんでした。ただ、20代~30代の若年層はSNSで相談を行いたいと答えているなど悩みを相談・共有した合いたいと思う割合が増えていることから、今後は自らが抱える悩みの相談や共有がしあえる環境が求められていると言えるでしょう。

弊社ではフェムテック分野で、真にユーザーニーズどこにあるのかを把握して、やれることを探すことが必要なんじゃないかと常々考えています。

ユーザーが利用したい内容なのか、助けになるのが何なのか追求しながらサービス開発するには実際にユーザーの声を傾聴しながら行う、つまり徹底したユーザー起点のマーケティングで利用者の満足いただくということです

その取り組みの1つとして、みんなのプロジェクトという企業の共創マーケティングを支援するプラットフォームを運営しています。

そこで発信されている女子のキモチプロジェクトでは日々女性の悩みや課題に対して、聴取し分析を行っています。今はまだ悩みを持たれている方同士の解決に向けたコミュニケーションや実際の課題解決へのアプローチまでは行えていませんが、将来的には企業を交えユーザー通しが、女性自らが抱える悩みに対して話し合い解決ができる場を目指しています。

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